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北野武映画

ここ数日はビートたけしの映画を連続で見続けている。若い頃の男前っぷりもそうだし、その映画の静かさにも驚かされた。本当にどの映画も余計な味付けが無く淡々と進んでいく。登場人物たちも寡黙で、銃を突きつけられても声も出さず久石譲の素晴らしい音楽が流れるだけ。でもその静けさの合間合間で真っ赤な血が飛び散るから脳がビビンっ!て反応する。その混ざり具合が絶妙で癖になって飽きることがない。あと日本の何気ない風景とかが美しく撮られていてそれを眺められるのもまた良い。

まだ全部を見たわけでは無いけど、初期の頃から何作かは常に主人公が自暴自棄というか、自ら死に向かっていっている感も強い。ネットで見た誰かの感想によると、バイク事故にも見られるように北野武本人がそういった心持ちだったことが反映されているらしい。何でもそうだけど作者の本音というか、痛いほどまでに感じてることを作品に込めると自然と厚みが増すのかなと思った。